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モキシデクチン(Moxidectin)

モキシデクチンは、フィラリアの予防薬に含まれる成分です。モキシデクチンにはフィラリアの幼虫駆除効果があり、外用薬や内服薬、注射液にも含まれています。

外用薬や内服薬は個人で購入することが可能ですが、注射液の購入は許可書が必要で、アナフィラキシーショックを発症する可能性もあるので基本的には獣医師のみの取扱いになります。

モキシデクチンとは

モキシデクチンとは、マクロライド系抗生物質の一種で、フィラリアなどの線虫類への駆除効果が確認されています。コリーなどのMDR1遺伝子変異のある個体にも安全に使えると言われています。モキシデクチンはフィラリア幼虫に対して駆除効果があります。

フィラリアの成虫が寄生しているときに投与するとショックを起こすことがあるそうなので注意が必要です。モキシデクチンの注射でアナフィラキシーショックがおきた事例が海外で確認されているようです。

モキシデクチンの副作用

モキシデクチンを高用量で使用した場合、嘔吐や気力低下、食欲不振などの副作用が確認されています。コリーなどのMDR1遺伝子変異のある個体にも安全に投与できると言われています。

★モキシデクチンの副作用
嘔吐 / 気力低下 / 食欲低下

モキシデクチンが含まれるフィラリア薬

★アドボケート(バイエル社)
タイプ:滴下式外用薬
主成分:モキシデクチン
効果:フィラリア予防 / マダ二・条虫を除くほほすべての寄生虫予防・駆除

月1回の塗布で寄生虫の予防や駆除が出来るお薬です。雨にあたったり水を浴びても大丈夫ですが、シャンプーは控えてください。また妊娠中・授乳中の場合も使用を控えるようにしましょう。

★プロハート(フォートダッジ社)
タイプ:錠剤
主成分:モキシデクチン
効果: フィラリア予防

プロハートはfilariaの専用薬です。他のカイ虫などの寄生虫に対する効き目はありません。イヌの体内で孵化したフィラリアの幼虫は殺さず、蚊を媒体として寄生したフィラリアの幼虫のみを駆除するのが特徴です。そのためフィラリア幼虫の大量死による毛細血管のつまりのリスクがありません。


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